【北第一支部・第二支部8月合同例会】儲かる会社はどこがちがう?

~冷静に極めていく合理性~

北第一支部・北第二支部8月合同例会の報告者は...
木成ゴム株式会社の代表取締役 木成 憲弘さんです。
木成さんは、世界をまたにかけて活躍していくべく商社に就職。その後メキシコ工場で5年間、責任者として赴任。帰国後、木成さんは自身の父が経営する木成ゴムに入社。
当時の経営状態は、良好でありましたが、メキシコでの経験のもと冷静に極めて行く合理的改革を推し進めていきます。もちろん既存社員との軋轢も生じますが...。
また、社長就任から現在に至るまでの8年間に感じたこと、そこには更なる高みへの思いが込められています。
今回の合同例会、ぜひ参加しないともったいないですよ。
皆様のご参加お待ちしております!

感想

8月26日にZoomを使い北支部第一、第二合同Web合同例会を開催いたしました。 今回の報告は株式会社木成ゴムの木成さんです。
儲かる会社はどこがちがう? ~冷静に極めていく合理性~
例会のタイトル通り、木成ゴムさんは利益を非常に上げておられ、税務署から優良納税法人として何度も表彰されております。 また「木成ショック」という言葉が以前支部内で流行りました。当時、ベテラン営業マンの年収はうん千万円という内容でした。 その秘密にせまるべく例会打ち合わせ、そして本番での質問にも工夫を凝らしました。

報告内容
木成氏は大学卒業後、商社に就職、そしてメキシコの工場で責任者として赴任しました。言葉、しきたり、風土何もわからない中、あらゆる努力を行い黒字化させることに成功。 その時の経験、実績があるからこそ、今の自分があるということでした。 メキシコ赴任が終わると同時に父が社長である木成ゴムに就職。 先代の会社は現状でも十分に儲かっている会社でしたが、彼には無駄な部分が見えて仕方ありませんでした。 改革を目指しますが、まず彼が行ったことは自分を社員に認めさせることでした。 営業マンとしてトップクラスの成績を残すことを目指し、手本となるような営業スタイルを自らが示し効率の良い方法を示しました。 また社員の既得権益をはく奪する改革、ISO取得などの取り組みも行いましたが、そこには頑固なまでに抵抗する勢力もありました。曰く「納得するまで話し、そして根気強く待つ」 時間は相当かかりましたが忍耐をもって改革も成功しました。 社長に就任して8年が経ち、新営業基幹システムを構築しました。これは人が替わっても変わりなく営業活動ができるシステムです。そのことでさらに業務効率化が進んできているとのことです。 しかし会社にとって一番大切なものは人です。 一緒に働く人は「同じ価値観」「まじめである」「情熱をもって働く」ことが大切であると考えている。その中で「当社は10年先も必ず存続している」と語られます。 なぜなら「お客様のニーズにあわせて常に柔軟に対応している。だからお客様のニーズ(外部要因)が変わってきてもそれに対して柔軟に対応していくことになる。 結果として10年先も存続していく」と力強く語られました。 今回の報告では、みなさんそれぞれに自社の経営にプラスになることが多かったのではないでしょうか? 私も「忍耐」という言葉の重みが非常に勉強になった例会でした。 ㈱菊川モータース 菊川昇


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