【三島支部】12月アピール例会&ミニ勉強会

「正しいと思ったことを 正しく貫き通す」次代を担う四代目の葛藤と挑戦

三島支部12月例会は、会員さんの自己紹介と自社をアピールしていただく「アピール例会」です。
報告者はセントウェル印刷株式会社の中井洋平氏。中井さんは、「自分は自分の道を行く」と大手企業に入社。
順調にキャリアを積み上げるも父の「引退」の言葉を機に69年続く家業の印刷会社へ。
生成AIやChatGPTが席巻し、印刷業界もご多分に漏れず大きな変革の波にさらされています。
やりたいこと、今すぐやらなければいけないこと。
山積する多くの課題を前に「これまで培ってきた文化や支えてくれてきたメンバーと共に歩むことを大切に、
焦らず一歩づつ歩を進める」と話されます。
「世界一の利便性」というビジョンを掲げ挑戦する四代目奮闘記をどうぞ!

中井さんの報告前にミニ勉強会を開催!「2024年問題」が中小企業に及ぼす影響等を学びます。

※懇親会会費:5,000円 (会場 つきの井)
 懇親会の申込締切は12月17日。締切後の欠席はキャンセル料として全額必要です。
※12月18日以降の例会及び懇親会の参加申込は、三島支部例会委員 木村藤子または同友会事務局にお願いします。

会場名:クロスパル高槻(総合市民交流センター)5階視聴覚室
会場住所:大阪府高槻市紺屋町1-2
電話番号:072-685-3721
URL:https://www.takatsuki-bsj.jp/crosspal/

感想

12月19日、三島支部のアピール例会&ミニ勉強会が行われました。
報告者はセントウェル印刷株式会社 営業部長の中井洋平さんです。また、ミニ勉強会はふじ社会保険労務士事務所代表の木村藤子さんに講師をしていただきました。

以下、株式会社桑原サービス 桑原勝彦さんの感想文です。
前半のミニ勉強会では、ふじ社会保険労務士事務所 代表 木村さんより『2024年問題とは?中小企業への影響は?』というテーマで解説をいただきました。
医療・建築・物流に焦点を当て、働き方改革関連法案の意義やこれまでの流れに始まり、時間的な制約と今後起こりうる社会の混乱についてお話をいただき、来場者もグループ討論では真剣な議論を展開し、世の中が知ること、私たちに出来ることを話し合うことが大切だと考えさせられました。
後半は、セントウェル印刷株式会社 営業部長であり後継者の中井さんのアピール例会で『正しいと思ったことを 正しく貫き通す』というテーマのお話を聞きました。
明治時代に日本で印刷物の発行の先駆けとなった商店にルーツをもち、中井さんのお爺様が再興した会社をお父様、叔父様とバトンを繋ぎ、間もなく中井さんにバトンが渡ろうとしています。
中井さんは幼少期から学生時代、自然やスポーツに興味を持ち、読書を愛し、多感な時期に色々な刺激を受けて成長されます。そんな中井さんは就職のとき、素晴らしいリーダーの元で、あえて厳しい環境、グローバルにとことん働ける環境に身を置くため『京セラ』に入社。がむしゃらに働きキャリアも積み重ねて行きますが、お父様の突然の引退宣言を機に、『働くこととは?』『人生、生き方はこれでいいのか?』といったことを自問自答されます。
そして当時67歳のお父様の顔が中井さんにとって大変魅力的に見え、経営者としてこれからの人生を歩んでいこうと決意されます。
中小企業で働くことは、これまでと勝手が違い『従業員との距離感』『後継者としての立場』『知名度の低さ』などなど、様々な課題に直面します。その一つ一つに対して『正しいと思ったことを 正しく貫き通す』を合言葉に奮闘してきました。従業員との向き合い方、会社のプレゼンスの向上、新規事業への取り組みなど、少しずつ明るい光が見えつつあるようです。溢れ出す発想や欲求をお持ちの中井さん、今後さらなる高みに到達されたときに、また例会を通して報告していただけることを期待しています。
 グループ討論では、中井さんへの質問や提案、激励の言葉が多数出ました。中井さんも丁寧に誠実に回答してくださり、考えや背景、これまでの歩みについて深く知ることが出来ましたので、アピール例会という大きな目的が達成されたように感じました。

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