【三島支部10月例会】

職人の世界で理想の組織づくり
〜みんなが輝くお店を目指して~

飲食業一筋の柿原さん。
高校卒業後、関西有名店での厳しい修業を経て、実家の飲食店でその腕を振るいます。
が、どこかで「何かが違う」と思いながら過ごしていた時、同友会に入会し、すぐにその「何が違ったのか」の答えを見つけます。
すぐに理念を作成し職場でその「答え」を実践しようとした矢先、なんと組織は空中分解寸前に・・・
職人として、修行当時は当たり前だったことも今は全く通用しない時代の流れの中、飲食業35年の熱い想いを報告します。
ぜひご参加ください。

感想

10月24日 三島支部10月例会(第60回例会)が開催されました。 10月24日 三島支部10月例会
三島支部での単独例会として過去最高の36名となりました!! また、初の試みとして試食タイムも行われました。
また、今回三島支部では「台風19号における支援金」の募金を行い、みなさまのご協力によりたくさんの募金が集まりました。
みなさまからいただいた募金は中小企業家同友会全国協議会に送金いたしました。ありがとうございました!! "会場にはこんな募金箱が設置されました"

【例会後の会員感想です】
㈱味源グループ 柿原社長の『味源と母と僕』というテーマのお話を聞きました。 お母さんの影響もあり中学・高校時代から日本料理の世界に身を置き、卒業後は日本料理の名店『神田川』に入社。今では考えられないような理不尽な上下関係や就労内容の中、4年間も耐えぬき料理や接客の極意を学ばれたことは、現在の柿原さんの大きな基礎であり財産なのだと感じました。その後、味源に戻り、お店を盛り立てて行くはずが、時代の変化や自分が見てきた料理の世界との相違、更にはただお客様に喜んでいただくことを考えて、お店の経営という考え方に無頓着だったことで、様々なほころびが出てきて崩壊寸前になってしまいます。私自身もつい最近まで作業に追われ、採算や組織作りを後回しにしてきた過去を振り返り共感しました。  このような困難に直面して、柿原さんは考え方を大きく転換し、一職人から経営者という自覚を持たれ、お客様・従業員・会社のすべてが満足できるお店作りに取り組まれるようになります。自分自身が料理の職人としてとことん追求したいことはお店に来てくれるお客様に対して実践し、もう一方では、お母さんの大事にしてきた仕出しと外販のお仕事を会社の基幹事業として、従業員にも分かりやすい仕組み化された商品の生産を実践され、今ではより多くのお客様に向けて商品を提供し、新しい味源のカタチを発信されています。  グループ討論では、『プレイヤーと経営者』というテーマで討論しましたが、みなさん元々は一流のプレイヤーで、それ故に独立起業した方々ばかりなので大変盛り上がりました。  正解というものは無いのではとも思いますが、やはり会社を発展させていくためには一人の力では限界がある。手伝ってくれる人の力も借りれば、例え自分の分身は作れなくても同じ目標に向けて大きな力になる!人を信頼することがプレイヤーと経営者の大きな違いなのではないかという結論には大いに納得できました。


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