【阪神支部7月例会】会社を大きくしたい!!

その先に見える未来の景色とは...

学生時代から家業の手伝いをする事が当然だった環境で育った丸岡さんは数社での経験を積んだ後、本格的に家業に従事する事になります。
職人気質の社長(父)と仕事をする中で、「会社経営」という観点できちんとした会社作りをしていきたいと考え、自らが社長として経営していきたいと申し出、事業承継を果たします。
丸岡さんは社長就任後、次々と会社の改革に着手します。
タイル職人さんが激減している中、タイル事業以外の取り組みも併せて今後の事業の在り方について模索し続けます。
事業の在り方を考える中、想いの中にあったのは「地域を守りたい」という気持ち。幼い頃からこの地域で育ち、見守られてきた丸岡さんが「困った事があれば丸岡さんに聞いたらなんとかなる。」と言ってもらえる様な町の工務店を作りたいと話されます。

従業員さんへの待遇、地域への貢献、会社を大きくするという事はどう言う事なのか?漠然としていた未来の展望について、いま改めて、本気で会社の未来について向き合います。

感想

この度は報告の機会をいただきありがとうございました。例会委員長から7月の例会報告の話をいただいた時にはまさかこんなに忙しくなるとは思っていなく、せっかくの機会なのでじっくり原稿と向き合い原稿を読まずに報告できるぐらいに練習してから挑もうと思っていました。ところが急に仕事が忙しくなり結局はそこまでじっくり時間を取ることができずに本番を迎える事になりました。
前期、前々期と大きな赤字を出してしまい今期はなんとか黒字に転じさせなければならないと5月から気持ちを切り替え初心に返り今期は実務に重きを置こうと決断したタイミングでした。昔からそうですが仕事が少し落ち着いたと感じた時に自分が現場に出る段取りを組むと予想以上に仕事が増えて結果バタバタしてしまうという事がよくありました。今回も同じような事が起こり急に忙しくなり、ありがたい事に6月7月は売上が通常の倍程に膨れ上がりました。
直接仕事と繋がっている訳ではないのですが、例会報告を受けさせていただいた事で良い方向に転じて行ったような気がしています。
そして原稿と向き合う事によって漠然としていた会社の未来の形が明確になり、それに向けて今後何をしていくべきなのかもはっきりと見えてきました。
また何年か後に報告の機会を与えていただけるかもしれません。その時にはあの時に掲げた目標に着実に近づいているという内容の報告になればと思います。例会委員長を始め、今回お世話になった皆様に心より感謝申し上げます。(有限会社マルオカタイル 代表取締役 丸岡修一)

丸岡さんの報告から
今回丸岡さんのリハーサルから報告までを聞いて、丸岡さんの誠実な姿が見え、とても良かったと感じています。誠実な姿とは、自社が2期上手くいっていなかったこと、その原因が自身にあることを、本来社長だとカッコをつけてしまうところを素直に認められていたことに、丸岡さんの人柄を感じました。
同時に、その実直な仕事の姿がお客様にも認められて仕事も増えており、またUSJのお仕事も丸岡さんのお人柄で獲得できていることは、他の経営者の方々にとっても真面目にお客様と向き合うということについて、改めてこの基本的な姿勢に気づかされることが多かったと思います。職人の待遇面でもなんとか良くならないか、若い職人を増やすたに賃金や労働環境をどうしたらいいのか本当に悩まれていました。
今後、住宅業界は不透明な業界であり、また職人が高齢化してきている。若い職人がいないという難局を迎えようとしています。その難局に立ち向かい、マルオカタイルを発展させていくために今何が必要なのかが問われている報告になったと思います。自社の強みは何なのか?、その強みを生かして何をしていくべきなのか、どの業界・業種でも同じことがいえると思っています。きっとこの先マルオカタイルは、丸岡さんを先頭にマルオカタイルに関わる人と共に維持発展していくと確信できる報告でした。(阪神支部 例会委員長 宗形 悠平)

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