8月市場例会

顧問先の黒字割合75%以上を誇るグローアップパートナー会計事務所・所長の田中裕之氏。
税務会計の枠にとどまらず、業績向上や財務改善を支援する"伴走型の専門家"として、多くの中小企業のV字回復
を支えてきました。
かつて「歌って踊れる営業マン」として独立開業した田中氏でしたが、売上も上がらず、従業員の離職も相次ぎ、理想との
ギャップに苦しみます。転機となったのは"感謝"の姿勢。自らの在り方を見直し、社風改革に着手。人が育ち、定着し、共に成長する事務所へと変化を遂げました。
本例会では、「数字をつくる税理士」から「人を育てる経営者」へと変化を遂げた15年の軌跡と、職業会計人の使命を世直しととらえ、中小企業を良くすることで、より良い社会を将来世代に繋いでいくことに本気で取り組む職業会計人経営者の今後の展望を語っていただきます。

懇親会では、田中氏の本音がもっと聞けます。ぜひ懇親会セットでご参加ください。

料理の準備がありますので、8月25日までにご回答ください!!

会場名:利州 株式会社
会場住所:〒553-0005 大阪府大阪市福島区野田2丁目2-16 会社3階

感想

7月の阪神支部例会は、「マーケティング戦略」をテーマにCooKai株式会社・北林弘行氏の講演とワークを通じて、実践的かつ本質的な学びを得ることが・できました。
マーケティングはただ商品を売る方法ではなく、「売らなくても売れる仕組み」をつくることだと知り、目からうろこでした。
印象に残ったのは、「戦略がないと、会社の動きがバラバラになってしまう」というお話です。
目的やお客さんのターゲットをしっかり決めて、それに向けて人やお金をどう使うか考えることが大事だと改めて感じました。

また、AIを活用したワークでは、TAM・SAM・SOMによる市場規模の推定や、ペルソナ設定のプロンプト作成など、実務に直結する手法を体験することができました。
特に、ChatGPTのような生成AIを活用することで、従来なら時間を要した市場分析や顧客理解が、短時間で具体化できることに大きな可能性を感じました。
テーブル討論では、他業種の経営者との意見交換を通じて、自社にとってのマーケティング課題がより立体的に浮き彫りになりました。特に「自社の強みを誰に・どのように届けるか」を明確にしないまま、戦術だけを動かしていたという気づきは、大きな反省でもありました。また、ペルソナの精度を高めることで、商品開発や販促の精度も上がるという他社の実践例にも深く納得しました。
今回の例会は、AIという最新技術と、マーケティングの原理原則が融合した実践的な内容で、非常に充実した学びとなりました。今後、自社においてもAIを活用しながら、より戦略的かつ効率的なマーケティング体制を構築していきたいと思います。(阪神支部 長谷川秀三/株式会社アースブルー)

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