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【北ブロック合同例会のお知らせ】2022年9月22日(木)開催 「心を揺さぶり、ド真剣に社員に伝えたい!」 株式会社高洋商会 山川耕平氏

2022年7月14日

 

2022年9月22日北ブロック合同例会

 

報告者:株式会社高洋商会常務取締役 山川耕平さん

 

 

入社時

社員数21名  売り上げ3.8億

 

昨年

社員数45名  売り上げ10億

 

※社員数、売上共に2倍以上にされました!

 

山川さんは大学卒業後、ベンチャーの人材派遣会社で営業マンとして働きます。

創業者の父の病気の際に父親から「継いでくれ」と言われ、後継者として会社に入社。

「おはようございます!」「…」入社初日挨拶するも全員ノーリアクション。仕事中も全く会話がなく、就業時間が恐ろしく長く感じます。

大学生の時に掲げた自分のポリシー「自分で決めた道を進む」その生き方のとおり、自ら会社の風土も変えていこう、と決意し、社員に色々提案や、企画を持ち込み出します。

自分より年齢が上の社員から「なんで俺がやらないといかんねん」と反発を受ける日々。会社内での不満や噂も絶えない、やっても何も変わらない会社。

社員のことや会社経営のことで悩む中、同友会に出会い、経営に悩む仲間に出会います。同友会の活動を体験し、良い会社良い経営者になるために、社員を巻き込んでSWOT分析するもなかなか社員が思うように動いてくれず、「僕が言うように動いてください!」と傲慢な態度をしてしまうこともありました。

「仕事させてくれよ」と言われたり、一方で高い目標をきめると「どんだけ俺ら働かすねん!」社員との溝は深まります。

やってもやっても伝わらず、孤独な日々に心が苦しくなり図書館で松下幸之助氏の書籍など読みふけることが日課になります。

一人で学ぶだけでは良くならない。同友会の方の勧めで経営指針セミナーを受講します。助言者の「社員に感謝しているか」という言葉が胸に響きます。

社員への感謝を、しっかり理解し感じだすと、少しずつ歯車が動き出します。

作成した理念を社内での共有し、10年ビジョンを社内全員で作り上げます。

自分1人では出てこなかったビジョンが社員の発想から生まれ、芽吹いてきた社員主導の起こりに喜びとわくわくを感じます。新工場移転の話も出てくる中、しかし現実は2期連続の赤字。

なかなか成果結果につながらない中で逃げず真っ向からぶつかることで会社の体質を改善し、売り上げをV字回復させます。その結果、10億の借り入れをして念願の新工場の移転を成し遂げます。

新工場に移設して、夢かなかったと思いきや、社員から「勝手に決めるなや」という言葉を浴びせられ、根本的な信頼関係の構築はまだまだできていないと痛感。

自分から一方的に決めて発信するのではなく、みんなで自発的に決めたルールに基づき社員1人1人が実践していく。その風土作りのために3S活動を取り入れます。

社長主導ではない組織つくりを実践していきます。また、平行して経営理念研修を実施し社員主導で方針やビジョンが作られ、自分ゴト化ができてきたと手ごたえを感じだします。同友会の活動をヒントに、会社にも小グループ活動を取り入れ、次世代のリーダーを登用し、どんどん熱が社内に広がっていきます。

コロナ禍、戦争、円安、外部環境も相まって前期は非常に業績が落ちましたが、中途採用で従来採用できなかったような人材が入社してきている状況に大きく手ごたえを感じています。これから会社が向かう先は?自社の最大の売りは?単純なSWOTによる外部環境分析では決して明るくない建築業の中で、建築業の秘める大きな可能性を見ています。

不器用ながら、経営に自分に対してド真剣な経営者の報告。聞いてください!

心を燃やせ!

 

キーワード

後継者、古参社員との衝突、理念・ビジョンの浸透、自分ゴト化、人材育成

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