阪神支部 7月例会報告 【こんな会議で会社は変わる!】会社の夢と社員の自己実現達成に向けた月に一度の全員参加型メンテナンス
2021年7月26日
感想
阪神支部
~会社の夢と社員の自己実現(幸せ)達成に向けた、月に一度の”全員参加型メンテナンス”~
(税理士や弁護士など)が各自の専門的な経験をセミナー形式でお伝えして、
学びあいの場とする「士業例会」を行っています。
今年は、数字分析ではなく「会社を変えるための会議」について
ご説明いただきました。
を持ってもらうことである」
評価シートの作成方法など、実践的な知識や経験をたくさん
組織の目標数値を社員一人一人に入力してもらい、当事者意識を持って
もらうというアイデアも非常に実践的で、私も早速取り入れようと
思いました。
会議をめぐる活発な意見交換を行うことができ、非常に多くの学びを得る
機会となりました。
今年も宗形氏のおかげで士業例会は成功を収めることができました。
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■■ご発表者より
7月大阪同友会阪神支部例会報告を終えて
7月例会に来ていただいた方、このような機会を与えて頂けた同友会の皆様、本当にありがとうございました。
当事務所は、創業以来ちょうど60年迎えたばかりでしたが、先代、先々代から引き継がせてもらい、なんとかここまでこれた事務所です。その間、業績が落ち込んだり雇用もままならなかった経験もしました。今回、例会発表をするうえで振り返ったとき、そんな昔を思い出しながら何を話すかを考えました。
思い出してみると、過去業績が落ち込んだ時、社内で会議というものがなく、事務所の雰囲気もぎすぎすして、メンバー各個人もばらばらで動いていた気がします。そう考えると、当時業績が悪かったことも当然だった気がします。そこから約10年ぐらい年数が過ぎましたが、今では新卒も毎年入社してくれる事務所にすることができました。
その間に事務所で大きく変わったことが、社内会議の充実だったと思います。最初はトライ&エラーの繰り返しでした。例えば、毎年経営目標を掲げますが、メンバーは達成の仕方も分からない、そんな目標は役員がしてくれるというどこか他人事のようなところがありました。仕事量も増えてきたなかで、何度も会議を辞めようと思ったことはありました。その度に、今ここで辞めたら元も子もないという意思確認を役員でしながら、どうにか続けて今の形になったと思います。社内会議を充実するうえで一番大事なことは、何があっても辞めないということだと思います。本当に凄い会議をする必要なんてないと思います。どんなに素晴らしい会議を企画しても、どんなに素晴らしい会議資料を作っても、毎月続けられない会議であれば、そこに意味はないと思っています。それよりも、最初は多少下手(私達も最初はつたない会議でした。)であっても、それが定期的に続けられることが本当に大事なことだと思いますし、そこから少しづつ会議を改善していけばいつかは、オリジナルの本当に意味のある会議を作り上げることができると思っています。
これから、AIや働き方など世の中に多くの変化が出てくると思っています。何度も私達の事務所では、AIが発達したらどうなっていくのか、AIに取られないようにするためにはどうしたらいいのかも話合ったこともあります。そして最終的に、AIが発達したら今の私達の仕事の多くはAIに取られるのは避けられないという結論に辿りつきました。その時私達は、そのAIを使える立場にいようという話も会議ではしています。この結論は、実は若手のメンバーから出た意見でした。ぜひ、多くの会社が役員や管理職、若手全員が活躍できる会社に同友会皆が達成できると本当にうれしく思います。この度は本当にありがとうございました。
寺田税理士・社会保険労務士事務所 副所長
有限会社 西尾経営センター 取締役 宗形悠平
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今回はいつもの士業の方の勉強会ではなく
宗形さん自身の事務所でのスタッフの方が
どうしたらモチベーション上がるだろうか
どうしたら彼らの幸せと
理念をリンクさせられるだろうか・・の葛藤の軌跡を
見せていただきました。
素晴らしい資料も惜しげもなく公開して配布して
いただき、
参加者にとっては、実り多き例会でした。
宗形さん、ありがとうございました!!(*^_^*)
まつなが@AURA