活動報告

北第一 第二 第三支部合同例会 2月Web例会 リーダーシップが生み出すわくわく新ビジネス  株式会社水上商店 水上博司さん(石川同友会)

2021年2月28日

感想

北第一支部

北第二支部

北第三支部

水上さんには昨年報告をいただく予定でした。 その時には地域に密着した新しいビジネスモデルが順調に進んでいるという成功へのプロセスと今後の展望等の内容だったはずが・・ この一年でがらりと変わった状況について。その中で事業の検証と課題にどう向きあっているかの報告でした。

順風満帆に思えた事業がまさかのほころび そこから見えてきたこと

家庭用LPガス販売で父親が創業した会社を20代で継ぎ、事業の将来性に不安を覚えた時に石川同友会に入会され、そこから多くを学び気づき、そして実践されてきた水上さん。 未来を悲観的に捉え委縮していた自分に、うまくいかないことの原因はすべてあると自覚したところから大胆な事業展開がスタート。 地域に根差したコミュニティースペースを作り、イベント型の営業で活路が開けてきました。 社員との意思疎通も円滑にできていると思い、自分の夢をどんどん追いかける毎日に充実感を覚えていた矢先、新規で立ち上げたリフォーム事業で大きなクレームが発生。 そこから社員との歯車がかみ合わなくなってきました。 ワクワクを追いかけてきた自分自身。 「私たちのワクワクを返してください」この言葉に想いを社員と共有できていると喜んでいたのは思い込みだったことを痛感しました。

もう一度社員と向かい合おう

目の前の現状に愕然とした水上さんは同友会で学んだことを改めて実践に移します。 これは理念と向かい合うチャンス 理念こそが判断基準 そこから日々の行動の一つ一つを理念と一致しているかどうかの見直しを始めます。 「モノを売るからコトを売る」 「価値を届ける」お客様の目線で考えることを意識し、社員ともその姿勢の共有を目指します。 今後に向けて今は社員の主体性を高めるためリーダーシップの育成に力を注ぐ毎日です。

様々な変遷があってこそのこれから

水上さんの報告の中で何度も使われた「ワクワク」という言葉。 最初は自分のワクワクから始まり、今では社員とも地域とも、そしてお客様とも共有ができ、今後はより繋がりが強固になっていくという実感を強く持てました。 ピンチに本気で向き合い、考え、そして取り組めば時間はかかっても必ずチャンスの芽が生まれることを痛感できた力強い報告でした。 北第一支部 株式会社エガオール 土本晶子
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