【北第一支部 10月車座例会】 秋の夜長に仲間と語り合おう!
2019年10月27日
北第一支部

北第一支部の10月例会は今年度2回目の「車座例会」でした。
飲み物(アルコール含む)とおつまみをお供に和やかな雰囲気の中で行われました。
報告者は2名です。
田中利和司法書士事務所 田中利和さん

田中さんは、ホテルのウエイターをされてましたが、ある日、10年先輩の給料額を知り愕然とし転職を決意し、仕事をしながら司法書士の資格の予備校に通って、司法書士の資格を取りました。
弁護士事務所でキャリアを積み、家族に反対されながらも独立し、3年間は必死になって休みなく朝から夜遅くまで働きましたが体調を崩します。
その時、彼は気付きました。「自分の仕事はお客様の時間を作っている仕事。やろうと思えば誰でも出来る手続きをお客様に変わって自分が手続することで、お客様が少しでも早く帰宅し、家庭で安らぐ時間を自分が提供している」
今、田中さんには構想中のプランがあります。数多くの司法書士事務所から選ばれるため同友会で学んだ「やり抜く力」を強く意識してプランの実現を目指します。
株式会社クリプテックス 右近 有さん

右近さんは、務めていた会社が自分の部署を撤退するとの判断から「それならば自分がやる!」と、顧客・従業員を引き継ぐ形で独立を果たしました。
創業以来、新卒や第2新卒で採用した7名の社員が退職することなく続いてくれていること。また、社内イベント(過去には社員旅行は全員参加。マラソン大会にも出場し、健康経営優良法人2020認定をめざします。
社員からの意見で評価制度もこれから作っていくが、給料を下げるものにはしたくない。そんなチームクリプテックス作りの原点は「部署撤退した時の前の会社で経験した嫌な思いを繰り返したくない」という思いからでした。
今後、ますます社員を大切にし育ててゆく会社として展開が楽しみです。
今期2回目の車座は、参加者が報告者の立場に立って仲間と語り合えた例会になりました。
高千穂産業株式会社 荒木康秀