北第一12月例会後の感想
2018年12月20日
感想
北第一支部

曽我部さんは4年間の銀行勤務の後、税理士事務所へ転職。その後、2010年に独立開業。 現在は社員1名 パート1名の3名で新大阪に事務所を構え営業されています。
今回は「雇用」に焦点をあて、一人で起ち上げた事業から人を雇い、育て、今後の事業発展に向けてどのような対策をとって行動していくかについての報告でした。

曽我部さんは有言実行、初志貫徹、すべてにおいてご自身の信念がしっかりとあって、その姿勢が決してブレないことを強く感じました。
・言ってることとやっていることが違う人 ・自分を大きく見せようとする人
が大嫌い。だから自分は地道に信じた道をひたすら歩んでいく。 真面目で実直、信頼のおける税理士として、順調に業績は伸び、一人では仕事に対応しきれなくなり、採用を実施しました。 その時に心に決めたことは「人が辞めない会社にしよう」ということでした。 ここに同友会での学びを活かされます。
同友会活動の中で耳にした社員の退職の話。その原因となることをやらなければいい。そうなんですよね。そうなんですが、なかなかわかっていても実行ができるかどうかです。 しかし、曽我部さんは社員さん、パートさんの気持ちを先回りして喜ぶこと、やりがいを感じることを行っていきます。 女性のパートさんのために「子どもが小さくても働ける会社」にしたいと決めたら、その体制を整え、誕生日には花を贈ったり、時給を昇給したり、女性の立場から言うと、これはうれしいし信頼関係はもちろん、この会社で働き続けたいと思いますよね。
細かい配慮と気配り、そして働きがいのある仕事の提供で今後、5人は採用したいとおっしゃっている将来はそんなに遠くないと感じました。
これからはコンサルタント業に比重を置いていき、25年後には1億円まで売上を伸ばすことが目標。持ち前の計画性と行動力で着実に業績を伸ばしていかれると確信した報告でした。
(感想文 株式会社エガオール 土本晶子)